黒松内を歩いて楽しむ!フットパスコース
フットパスとは、イギリスで発祥した歩行者専用の歩くことを楽しむための道のことです。イギリス全土で網目のように設けられ、総延長は22万kmを超えるといわれています。 幾つもの町や村、森や川、海岸線を巡る大規模なものから、ひとつの地域を歩く短いものまで、様々なフットパスがあります。
黒松内のコースは4コース。地元の食を味わいながら、地域の自然・歴史・文化、風景をスローな視点でゆっくりと楽しむことができる道なのです。
●チョポシナイコース (約10km)
道の駅くろまつない(トワ・ヴェールⅡ)を出発して、川沿いに歩き、小さな山を越えて市街地に至る景色の変化に富んだコースです。廃道同然だった道をボランティアが手作業で整備した道で、黒松内町における第1号のフットパスコースです。トワ・ヴェールⅡでは、観光情報の収集、特産品や地元の採れたて野菜のお買い物ができます。大自然が育んだ素材をたっぷり入れた焼きたての手づくりパンが大人気。
●寺の沢川コース (約2km)
市街地を流れる寺の沢川沿いを歩き、歌才自然の家に至るコースです。歌才自然の家は、国の天然記念物「歌才ブナ林」に近く、黒松内の自然体験の拠点となる宿泊施設です。また、コースの途中には、泉質はアルカリ性で、肌がつるつるになる美肌の湯・黒松内温泉「ぶなの森」があります。
●西沢コース (約10km)
歌才自然の家を出発して、森林公園、ブナセンターを経由して、素朴な農村風景を楽しみながらトワ・ヴェール(特産物手づくり加工センター)に至るコースです。トワ・ヴェールは、ゆるやかな丘に広がる広々とした牧草地に囲まれており、2階のリサーチルームでは、特製チーズフォンデュやトワ・ヴェール製品が味わえます。
●歌才森林コース (約4km)
歌才自然の家が起終点の周遊コース。展望台からは黒松内の町並みや黒松内岳を一望できます。木製のテーブルや椅子もありますので、ここでお弁当ひらいてひと休み。 コースは「歌才ブナ林」の入口に接しています。